みなと舎日記

メンバーさん日記

2022.07.22

飯野さん!日本知的障害者福祉協会「会長賞」受賞‼ 


2022年7月14日 東京国際フォーラムにて開催された「令和4年度全国知的障害関係施設長等会議」の中で授賞式がありました。令和4年度の協会受賞者は「愛護賞1名」「会長賞3名」でした。長きにわたり飯野さんは重度の障害がある方の人生と共にご自身の人生や生き方を合わせながら、多くの事業を神奈川県内で実践してきました。その影響は全国の多くの仲間や障害当事者の生活に影響を与えてきています。多くの皆さんが心より祝福します。

この度の受賞は、協会を通してメンバーさんから頂いたものと飯野さんはおっしゃっています。
神奈川県の協会の皆さんが楽屋訪問。
皆さんの祝福の中に!おめでとうございます。
飯野さんの授賞式での「謝辞」です。
神奈川にあります社会福祉法人みなと舎の飯野と申します。この度、日本知的障害者福祉協会会長賞を頂けましてありがとうございます。うれしいです。私は日頃、障害の有る方たち、利用者さんのことを「メンバーさん」と言っています。メンバーさんあっての私たち。一番大切にしなければならない、そのメンバーさんの、ま、今回いただいた「会長賞」は私は協会を通して、メンバーさんから頂いたような気がしております。どんなに重い障害があっても、メンバーさん一人ひとりの人生、その「存在価値」は、私たちと何ら変わらない、一生を過ごしているわけです。ただ、糸賀先生もおっしゃっていましたが、むしろハンディがあればあるほど、大きければ大きいほど、そこにある「存在価値」というのは、なにか、非常に大きくなるような気がしております。私たちの進む大切なこの仕事、その道を導いてくれる存在という風にも思っております。ある意味でまわりを照らす輝き、この子らを世の光に、光りを、まさにメンバーさんの中から感じる最近です。私はこれまで多くのメンバーさんに仕えて、メンバーさんとともに生きてきたことで、私自身が導かれ、生かされ、また人としての「慈しみ」や「やさしさ」の大切さを沢山教えていただきました。まさにいまの私、この自分はメンバーさんが居るから、いたからだ、という風に思っております。そういう意味で50年以上私を導き育てて下さった、メンバーさん、協会とともに感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。
 
受賞の記念として「石井亮一先生の楯」が贈られました。
メンバーさんから
飯野さん、おめでとうございます。いつも、側にいてくれてありがとうございます。
これかも、楽しい時も、頑張らなければいけないときも、一緒にいてください!
離しませんよ!
まだまだこれから「物語」は続きます。
イエーイ‼
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